おひとりさまの妖怪巡り
妖怪の町 福崎へ
福崎町の妖怪とは
妖怪による町おこしが話題となり、メディアなどでも取り上げられることが多い兵庫県福崎町の妖怪たちをご紹介。
福崎町は姫路市の北に位置する山に囲まれた自然豊かな町です。
妖怪で有名な町と言えば、水木しげるさんの故郷・鳥取県境港市が知られていますが、
水木しげるロードの妖怪は、水木しげるさんの漫画化された妖怪なので、どこかかわいくとっつきやすい雰囲気。
一方、福崎町の妖怪は、リアルでホラーな雰囲気。
福崎町で妖怪巡り体験
まずは、いちばん有名な池から飛び出す河童を見に、辻山川公園へ。
「遠野物語」で知られる福崎町出身の民俗学者・柳田國男の作品に登場する河童をイメージしたとのこと。
公園内にある池に人盛りが!
そろそろ出てくる時間のようです。
しばらく待つと・・・
リアルです・・・
河童の河次郎(ガジロウ)が出てくるのは、9時~17時の0分・15分・30分・45分
こちらは、池から出てきた河童の河次郎(ガジロウ)の兄、河太郎(ガタロウ)。
この河童は、お皿が乾いて動けなくなっているという設定・・・
うしろで天狗が目を光らせています。
このほかにも、公園のいたるところに「全国妖怪造形コンテスト」の最優秀作品賞の像が!
少女の上から砂をかけている赤い目の妖怪は、ゲゲゲの鬼太郎でも有名な「 砂かけ婆(Wikipediaより)」
こ・こわい・・・
こちらは、「油すまし (Wikipediaより)」
水木先生のキャラクターとかなり違う。
なんだか、アラジンのランプの魔人っぽい・・・
公園内には鬼太郎の小屋のようなものがあり、ここから天狗が出てくるという。
写真を取り損ねました・・・
逆さづりの天狗が出てきて、何やらセリフをしゃべり、再び小屋の中に戻っていきました。
ぜひ、ご自分の目でお確かめください。
妖怪小屋から逆さ天狗が出現するのは、9時5分~17時5分の5分・20分・35分・50分
福崎町内のいろいろな店舗前には、妖怪ベンチが設置されています。
こちらは、辻川観光交流センター前の河童。
この河童のほかに、雪女、海ぼうず、座敷童子、コナキジジイなどが町内のいたるところにある店舗前に。
店の主人たちで、どの像を置くかくじ引きをしたとか。
そして、最後に河童が出現するという福崎駅へ。
駅前に水の入ったカプセルのようなものが !
河童の正体は、水〇体だという説を耳にしたことがありますが、まさに・・・
不気味です・・・
しかし、周辺の人は何事もないかのようでシュール。
まあ、駅を利用する人はいつも見ているので日常の風景なのでしょう。
ちなみに、この河童は、先ほど池から出てきた河次郎がひみつの地下トンネルを泳いで出てきたという設定・・・
福崎駅前の河童の河次郎が出現するのは、7時7分~20時7分の7分・22分・37分・52分
くわしくは、福崎町のホームページから↓(撮り損ねた天狗も見れますよ!)
※残念ながら、緊急事態宣言のため、4月25日~5月11日は、河次郎と逆さ天狗は運行停止中です。
福崎町の妖怪巡りはおひとりさまでも楽しめる?
おひとりさまでも大丈夫度 ★★☆
辻川山公園は、家族連れやカップルが多いかも・・・
福崎駅前の河童や、妖怪ベンチ巡りはひとりで行っても自然!