首里城の瓦のかけら
幻の赤い城 首里城再建を願って
首里城の瓦のかけらキーホルダー
内閣府の首里城応援特別企画に参加して、「首里城の瓦のかけらキーホルダー」をもらいました。
2019年10月31日の火災で焼失した首里城の瓦のかけらが、透明のプラスチックカプセルに封じ込められています。
首里城焼失
首里城へは、10年以上前に訪れましたが、一般的な日本の城のイメージとはかなり違い、中国風で鮮やかな赤が印象的でした。
それから数年後、ニュースで燃え上がる首里城を見て衝撃を受けましたが、なんとこれが5回目の焼失だったそうです。
首里城は、14世紀半ばに建設された琉球王の居城で、世界遺産にも登録されています。
太平洋戦争の沖縄戦で焼失し、1992年に復元されたそうです。
この時の復元の様子は、NHK総合テレビで放送された「プロジェクトX 挑戦者たち」でも取り上げられました。
言い伝えでは、「壮麗な赤い城」と呼ばれた首里城でしたが、沖縄戦では、跡形もなく破壊されたうえ、戦前の写真は白黒であったため、どんな赤色かは謎に包まれていました。
そこで、幻の赤色を求めて立ち上がった人物のドラマが描かれています。
焼失後、クラウドファンディングなどで資金を集め、現在、改修工事のため、見学できる場所は限定されています。
完全に再建されたら、このキーホルダーを持って再び訪れ、里帰りさせてやりたいなと思います。
首里城にある「守礼の門」は、二千円札のデザインにもなりましたね。